ESENCIA COAT 軽さはそのままに。ガラスを凌駕する硬度を実現。 ESENCIA COAT 軽さはそのままに。ガラスを凌駕する硬度を実現。
ESENCIA COAT 軽さはそのままに。ガラスを凌駕する硬度を実現。

2006年に創業50周年を迎える伊藤光学工業株式会社は、一貫して、ユーザーのご要望に適う、メガネレンズの開発と製造を行ってきました。
1979年に視認性の改善“日本初”「眼鏡用レンズCR-39マルチコート」の生産、2000年には軽量化の追及で“世界初”屈折率1.74レンズ「アンテリオール」、2002年は汚れがつきにくく拭き取り易い“新撥水”「スプラッシュコート」。さらに2003年は“世界初”視線移動が楽な遠近両用レンズ累進帯長8mm「バリアルブローテSR」を発売しました。
その弛まない開発意欲は、メガネレンズに求められる“ベスト3”「薄くて軽い」「キズが付きにくい」「汚れにくく拭き取り易い」を追求し、長年のノウハウを結集した「ガラスレンズを凌駕するキズ付きにくさ」強く硬いコーティング“エセンシアコート”を生み出しました。(略号:ENA)
エセンシア(ESENCIA)はスペイン語で「本質」という意味です。ガラス1.6マルチコートと“エセンシアコート”を施したレシエンテの擦傷性評価テストをご覧下さい。(当社比)
メガネレンズを「キズと汚れ」からしっかり守り、クリアな視界を保ち続ける「エセンシアコート」。高品質なプラスチックレンズを求められる皆様に是非お勧め致します。

革新的なコート技術

総膜厚は数ミクロン

プラスチックレンズの大きな欠点はキズが付きやすいことです。これを克服するため、蓄積した「表面処理技術」と「ナノテクノロジー技術」を駆使し、開発期間2年を経て、ガラスマルチコートレンズを凌駕する表面硬度を持つコーティングを完成させました。プラスチックレンズは、ベースとなる「プラスチック基材」に「4つの薄膜構成を付着」させでき上がります。
コート性能当社比較

一般的に表面硬度(耐擦傷性)を高めると、耐衝撃性、膜質のもろさ、耐熱性が悪化致します。「エセンシアコート」は異なる4層の特性を高めながら、相互への悪影響を排除するために膜層間の緻密性を追求。これにより耐熱性や耐衝撃性を維持させながら、耐擦傷性ではガラスマルチコートレンズと同等以上の性能を実現させる事ができました。

エセンシアコート構成図

表面硬度(耐擦傷性)を高めると、一般的には、耐衝撃性や耐熱性へ悪影響を及ぼしたり、膜質を脆くさせます。エセンシアコートは、 各層の緻密性を高め、相互間の影響を最適化することを追求しました。特異な4層の特性を高めながら、同時に相互の悪影響を排除することにより、耐熱性や耐衝撃性を維持しながら、耐擦傷性ではガラスマルチコートレンズと同等以上の性能を実現しています。

1. 衝撃性吸収樹脂膜による耐衝撃性改善(ENAプライマコート)
2. 超硬化有機・無機膜によるキズ防止を改善(ENAハードコート)
3. 多層反射防止膜によるキズ防止改善と反射防止(ENAマルチコート)
4. 防汚性撥油・撥水膜による汚れ付着防止と拭き取り易さの改善(ENA防汚性撥水コート)

エセンシアコート構成図

擦傷性評価テスト ※専用試験器でレンズ面に一定の荷重を加え規定回数往復させ耐久性を評価する方法です。

スチールウール(等級#0000)に4Kgの荷重を掛けレンズ面を50回/50秒往復させる耐久試験。
どちらもほとんどキズが付きません。

4Kgの荷重を掛けレンズ面を50回/50秒往復させる耐久試験
砂消しゴム(ギャザ砂)に1Kgの荷重を掛けレンズ面を100回/100秒往復させる耐久試験。
過酷なテストで、ガラスにもかなりキズが付きました。

砂消しゴム(ギャザ砂)に1Kgの荷重を掛けレンズ面を100回/100秒往復させる耐久試験


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