• 光学事業部【ガラスモールド・光学薄膜】
  • グループ会社 東海精密工業株式会社

非球面レンズ(Aspherical Lens)とは
非球面レンズ゙は、球面や平面ではない曲面からできているレンズです。
非球面レンズの最大の特徴は、球面レンズで問題となる収差をなくすこと
ができます。球面レンズでは収差をなくすためには、複数枚のレンズを
組み合わせる必要があります
球面、非球面レンズ.PNG

非球面レンズの製造方法
ガラスモールド成形が確立される以前は、高精度な研削及び研磨技術が必要であり大変高価なレンズでした。現在では、コスト・量産性の観点からガラスモールド成形が採用され、伊藤光学工業におきましてもガラスモールド成形によで非球面レンズの製造を行っております。

ガラスモールド成形とは
上下一対の金型間にガラスプリフォームを供給し、ガラスが変形可能となる温度まで加熱し圧力を加えることで、金型形状(非球面形状)をガラスに転写させ、冷却工程を経てレンズを取り出します。

GMプロセス.PNG

IMG_9829.JPG  IMG_9844.JPG

レンズ形状・精度について